2019年09月09日

延暦寺法然堂にて三線修行

9月1日から5日にかけて、比叡山延暦寺法然堂に篭り、三線修行を行ってきました。
霊験あらたかな山に静かにたたずむ御堂。
下界の騒音を離れての、余計な音は一切しない静かな環境の中での三線修行は、
本来の純粋な三線の音と自分の声に注目しての稽古をすることができました。
回りから聴こえる音は大自然の音のみ。
その自然の音と一体になったときに、三線の音色も一段と輝きを増すことをしっかり
と感じることができました。
大自然とひとつになって三線も歌い、そして私も歌う。
今回このような機会を与えて下さった法然堂の堂守 北本俊圭住職に、心よりお礼を
申し上げます。
同住職は元、雅楽師でもあり、私の三線修行にずっとお付き合いくださり、ご指導を
して下さいました。
早朝4時半から夜は10時まで。たいへん長い時間にもかかわらず、お付き合いくださ
り、ご指導してくださった北本住職にたいへん感謝しています。
ありがとうございました。
posted by タマ at 00:29| 日々徒然

2019年01月30日

いつものように

いつものように団地の前からバスに乗り、いつも利用している阪急桂駅にたどり着く。
周囲の人たちの足音を聴きながら、白杖を使い点字ブロックを探し、それにそって足を進める。
改札をぬけて、さらに足を進める。
いつものホームへと降りる階段を降りてほっと一息ついていたところ、「背中にしょっておられる物はヴァイオリンですか?」と暖かな声の女性から声をかけられた。
三線のケースはヴァイオリンのケースと、とてもよく似ているらしい。
そのため、よくこのように声をかけられることが多い。
「実はヴァイオリンではなくて沖縄の三線という楽器なんです」と答えるところから、いつも会話が始まる。
その方はヴァイオリンをされているそうで、同じように楽器ケースを背中にしょっておられるとのことだった。
音楽が好きで幼いころからヴァイオリンを習われてきて70歳を過ぎた今も続けておられるとのこと。
「すてきですねぇ」とお話をさらに聴いて行くと、35年間ヨーロッパで活躍されて、それから日本に帰ってきてからは長岡京室内アンサンブルを設立されたとか。
そして、日本で初めて点字楽譜を作られた方ともお知り合いとのこと。
おぉ、なんだかすごい方にお声をかけて頂いた。
長岡京は僕の実家があって今もよく行きますとお話しすると、
長岡京記念文化会館のホールを拠点に活動しているので、よろしければ遊びにきてくださいと近々予定されているコンサートのフライヤーを下さった。
スケジュールが空いていればぜひ行かせて頂きますとお伝えしてその方とお別れした。
お名前は森悠子さんとおっしゃる方だった。
帰宅してから頂いたフライヤーを嫁さんに診てもらうと、書かれているプロフィーるや経歴に驚いた。
まさに世界的なバイオリニストで、フランス政府から芸術文化勲章も頂いておられるような方だった。
白杖を突いて町を歩いているといろいろな方がお声がけ下さる。
そんなみなさんのあたたかなお声がけによって僕らは安心して安全に町を歩くことができる。
そして、色々な人とつながることができるのだ。
視力を失ったことで、できなくなったことや不便なことは確かに多いが、けしてマイナスのことばかりではない。
たくさんの人のあたたかなこころにふれられるようになったこと。
たくさんのひとたちにありがとう!の言葉を届けられるようになったこと。
そして、このようにいろいろな人たちとの出会いがたくさん得られるようになったことは、見えなくなったことでも、とても良かったと思えるところだ。

長岡京室内アンサンブルについて
書き、公式ホームページより抜粋。
『地域ごとに独自の音色を持つオーケストラがあるヨーロッパのように、長岡京独自の音色、思想を持った演奏団体を育てたい』という理念の下、1970年代より欧米を中心に教育・演奏両面で国際的に活躍してきたヴァイオリニスト 森悠子を音楽監督として、国内外の各地から優秀な若手演奏家が集まり、1997年3月結成された。指揮に頼らず互いの音を聴く「耳」を究極にとぎすませた独自のスタイルを特長に、緻密で洗練された技術と凝集力の高さ、独自の様式感覚をもった高度な表現法と音楽性の高さは、日本でも希有な存在と高く評価される。
http://www.musiccem.org/
posted by タマ at 11:38| 日々徒然

2019年01月29日

暖かなおもてなし

午後からのさわさわに向かう途中、時間があったのでどこかで食事をしていくことに
した。
どこのお店にしようかと考えるが、頭の中に地図を描けて白杖をつきながら1人で行
けるところは限られてくる。
少し悩んで、河原町丸太町にある、かつ丼の玄に行くことにした。
このお店は河原町丸太町交差点の南東角にあって、とてもわかりやすく、1人でも行
きやすいところにある。
交差点の信号を渡り、白杖でさぐりながらだいたいの感覚でお店の入り口を探そうと
すると、ガラガラっと扉の開く音がした。
それと同時にいつもの店員さんが出てきてくれて、
「いらっしゃいませ! お久しぶりです!」
「かつ丼の玄です!」と声をかけてくださった。
僕も笑顔で「お久しぶりです!」と答え、そのままゆっくりと店内へ誘導してもらっ
た。
無事にお店に着けたことにほっとしたのと同時に、暖かく迎えてくださったことに、
とてもうれしかった。
店内に入って、いつものロースカツとエビフライの付いたランチを注文。
いつもとても丁寧に対応してくださって、毎回安心して食事をすることができる。
なかなか一人で安心してお店に入れるところは少ないが、このお店はいつも安心して
入ることができてうれしい。
いつも暖かなおもてなしと、そしておいしいトンカツをありがとう!
posted by タマ at 17:20| 日々徒然

2019年01月21日

3歳の息子と二人でお買い物

小さな手をつなぎながら、白杖を片手にてくてくと買い物に向かう。
行き先は自宅から大人の足で15分程度のところにあるショッピングセンター。
ママは風邪をひいて動けないので、3歳の息子と、見えないパパの僕とふたりで、初めてのショッピングセンターへのお買い物だ。
息子のオムツが切れたので買いに行かなければならなかった。
ひとりで行ってこようと思っていたら、息子も一緒に行くと言う。
どうしようかと思ったが、思い切って二人で買い物に行くことにした。
小さな手をしっかりと握りしめながら、てくてくと歩き始める。
笑顔で息子と話をしながらてくてくと足を進めるが、無事に行って帰ってこれるか内心はどきどきしていた。
でもなぜかきっと大丈夫という根拠のない自信があった。
僕の住む洛西は歩道も広く、自転車も少ないことから歩道はとても歩きやすい。
歩いていると、前から自転車が来る音。
すると小さな息子が「パパ自転車やで!」と言いながら僕の手を引いて自転車をよけてくれた。
おぉ、息子が僕をガイドしてくれている!
その後も、「パパ信号やで!」と言いながらきちんと止まってくれる。
その完ぺきなガイドに驚いてしまった。
ショッピングセンターに着いてドラッグストアでオムツを買う。
いつもはいているオムツのところに自分から向かい、「パパあったよ!」と商品を手にとる。
子供用のトーマスのシャンプーも切れているからと、そのシャンプーも手に取って、レジへと向かう。
店員さんにオムツのサイズを確認してもらい、そこだけ少し違っていたので変更してもらったが、何の問題もなく買い物をすることができた。
帰りにおもちゃ屋さんでガチャガチャをして、ショッピングセンターを出た。
さすがに歩き疲れたようでだっこをせがまれるが白杖と買い物袋を持ちながらのだっこはとてもきつい。
息子の体重も15キロ近くはあるので大変だ。
さすがに手がもげそうになってしまったが、無事に帰宅。
どきどきしながらも息子とはじめてのショッピングセンターへのお買い物に涙がこぼれそうになった。
posted by タマ at 06:52| 日々徒然

2019年01月08日

おみくじ

さわさわの新年のつどいで、毎年みんなで初詣に行っている下御霊神社にお参りに行った。
新たな一年をみんなで迎えられたことに感謝。
そしてさわさわの一年の無事と平安お祈った。
ここには御所をお守りする御霊八所神が祀られ、御香水と呼ばれる名水が湧き出ており、
カフェで使用しているお水は、この御香水を使わせて頂いている。
そこで、今年3回目のおみくじをひくと出たのは中吉。
元日に行った長岡天満宮では半吉。
実家の氏神様の神足神社では吉。
そして今回は中吉ということで、おみくじを引くたびに良くなっているではないか。
今度どこかで引いたら大吉が出るかもしれない。
posted by タマ at 09:59| 日々徒然