2021年03月25日

沖縄民謡「恋の花」歌詞 CD知名定男「うたまーい」より

「恋の花」にも色々な歌詞がありますが、ここでは知名定男さんのCD「うたまーい」の中で歌われている歌詞をご紹介します。

花にましたてぃてぃ 匂い まさらしば
(ハナニ マシタティティ ニウイ マサラシバ)
禁止ならん蝶 忍びたかてぃ
(チジナラン ハビル シヌビ タカティ)

 手の届かぬ高嶺の花 あふれんばかりの その香ぐわしさに
 近寄ってはならぬはずの蝶までが 忍んで来たようだ


寝覚うどぅるちに 誰が袖ゆとぅみば
(ニジャミ ウドゥルチニ タガ スディユ トゥミバ)
庭に咲く梅ぬ しゅらし匂い
(ニワニサク ウミヌ シュラシ ニウイ)

 驚いてはっと目覚めた 誰かの着物の袖の気配を感じたから
 でもそれは庭に咲く梅の 目を覚まさせるような匂いだった


春ぬ明き明きに 庭ぬさんばしり
(ハルヌ アキアキニ ニワヌ サンバシリ)
押し開く花ぬ 匂ぬしゅらさ
(ウシヒラク ハナヌ ニウィヌ シュラサ)

 春爛漫の朝 庭に面した引き戸をがらりと開ける
 花は満開 その香りだかさよ えもいわれぬ匂いよ


・八重山・新城島の「くいぬぱな節」(くいぬぱなは、土石を高く積み上げた丘、の意味)が、沖縄へ伝わり曲名・曲想ともすっかり皮って、恋歌となったもの。
(CD 知名定男「うたまーい」より)

とてもすてきな歌詞で、いつも好んで歌わせて頂いています。
その情景を思い浮かべると、春の花々の匂いに包まれ、心深くまで染み渡ります。
posted by タマ at 05:44| 歌三線