2020年05月15日

白い杖(白杖)の役割


街の中で白い杖を持って歩いている人を見かけたことのある人も
多いのではないでしょうか。 
今日は、私も使用しているそんな白い杖(白杖)の役割についてお話したいと思います。

見えない・見えにくい人が使用している白い杖(白杖)。
その白杖は3つの役割をもっています。

1 歩行面・路面の情報を得る
 2 障害物から身を守る
 3 自分の存在を周囲に知らせる

1 歩行面・路面の情報を得る
杖を通して、歩こうとしているところの状態を確認したり、
段差のあるなし、障害物のあるなしや、また、
白杖を突くときの音の反射を聴いて、周囲の情報も得ることができます。
これによって、周りが広い空間なのか、狭い空間なのかといったことがわかり、
その反射音を利用して、曲がり角を探す手掛かりにしたりもしています。

2 障害物から身を守る
町の仲をあるいていると、色々な障害物があります。
例えば、電信柱や道路標識、お店の立て看板や止めてある自転車、車両通行止めのポールや柵など、色々なものが街中に存在しています。
白杖を突きながら歩くことで、そうした障害物に直接ぶつかることを避けることができ、身を守ることができます。

 3 自分の存在を周囲に知らせる
杖を持っていることと、白杖を突くときの音によって
周囲の人たちに自分の存在を知らせることができます。
このことによって、歩行の安全を確保でき、必要なサポートが受けやすくなります。
町仲を歩いていると、慣れているところでも方向感覚を見失うなどして、自分の位置がわからなくなったり、道に迷うこともよくあるのですが、
そうしたときなど、困っている様子に気づいてくれた人に
声をかけてもらいやすくなります。

このように大きく3つの役割をしてくれている白杖は、
私も含めて視覚障碍者の体の一部のようなものであって、
とても大切なものとなっています。
posted by タマ at 12:34| 視覚障害